チーム力を上げる生産性の高い働き方
「生産性」
もしかしたら馴染みの薄い言葉かも
しれません。
製造業などで高度成長期の時代に、
大量生産追求のため
生産性を追求する手法が編み出され、
日本発 ”kaizen” の名のもとに、
世界中の工場で活用され、
大きな成果を上げている手法です。
その由来のとおり、
ものづくりに使う手法として
広く認知されている言葉ですが、
近年では製造業以外の分野にも
生産性向上の研究が活発化してきています。
そんな中、
IT大手のGoogleが
2012年に行った調査で
興味深い調査結果が発表されました。
Googleの調査からわかったこと
「チームのパフォーマンスアップにはメンバーの自己開示が大切」
「ひとりひとりが本来の自分をさらけ出すことが出来ること、
それを受け入れる他者の心づかいや共感、理解力を醸成することが、
間接的ではあるがチームの生産性を高めることにつながる」
というものでした。
すなわち、
本当の自分って何だろう?と
自分とのコミュニケーションにより
内省が進むことで自己理解が促進され、
自分の本当にやりたいこと、
夢や目標を語ることで仲間の共感を得て、
互いを尊重するコミュニケーションが取れるということは、
幸福の三原則が満たされ
幸福感がアップするというのみならず、
実際の仕事でもおおきな意味を持ち
成果を出す
ということが、
研究の結果明らかになったというわけです。
いかがでしょうか?
調査は仕事の場面を
想定したものではありますが、
チームのパフォーマンスアップいうことで言えば、
スポーツや地域、家庭でも
同じことが言えそうですね。
さあ、どのチームで
実践していきたいですか?
実践する為に、まず始められる小さな一歩は何でしょう?